マッサージ さくま治療院 | 日記 | ケトン体ってなに？

長い間悪もの扱いを受けて来た体内エネルギー物質

【ケトン体】 この【ケトン体】が今
これまでの汚名をはらそうとしています

そしてこの【ケトン体】エネルギーを使って、様々な革命が起こっているんです(*ﾟ▽ﾟ*)！   人は糖質を摂ることでインスリンというホルモンによってブドウ糖を作り出し
体内のエネルギー源にしています

糖質を摂りすぎると、余ったブドウ糖は脂肪細胞へと運ばれ中性脂肪となります。
※これが太っていく原因です。
常に糖質が体内に入ってくることで
エネルギー源はブドウ糖から使われるサイクルが出来上がってしまいます。

では、糖質が入ってこない状態になった時、
体の中ではエネルギー源をどこから作り出すのでしょうか？

実はこの状態が、体内に蓄積された脂肪が使われる時なんです！！

体内では、エネルギー源を作り出す為に
脂肪を肝臓に運び『ケトン体』という物質を作りだし、エネルギー源として使います！

この『ケトン体』は唯一脳の代替エネルギーにもなれるので、
ブドウ糖が脳に入ってこなくても脳は活発に活動する事ができ、
眠気・だるさ・疲れなどの脳エネルギー不足による状態は起こりません！！

※食事から糖質をとることで、体内では血糖値が上がりインスリンを出して
その血糖値を下げようとします。
インスリンによって血糖値が下がることで、
食後の眠気（低血糖状態）が起こっているんですね～。
これが、疲れた時には甘いもの～？！の原理です( ´艸｀)

食事で血糖値を上げ→インスリンを分泌→血糖値を下げる、、
ブドウ糖が不足→また糖質を摂る
この繰り返しが『糖化』を起こし、細胞を傷つけ身体の老化を早めます。

『糖化』については

http://mana.jisseki.net/2015/01/post-093b.html ブログ『知っておきたい！！恐ろしい糖化について』


こちらをご覧ください。


糖質を制限して
エネルギー源をケトン体から使うサイクルが出来上がると
蓄積された脂肪はどんどん使われ、無駄な脂肪がなくなります！

※これをケトジェニック状態といい、健康的かつ、最新のダイエットです。



今、注目されているココナッツオイルは
中鎖脂肪酸を多く含み『ケトン体』をつくる万能オイルなんです！ 『ココナッツオイルの選び方』については http://mana.jisseki.net/2015/02/post-ee6f.html ブログ『ココナッツオイルの選び方』 こちらをご覧ください。

中鎖脂肪酸は一般的な植物油である長鎖脂肪酸と違い
消化吸収が４倍、代謝は１０倍にもなるので中性脂肪にもなりにくく
どんどん摂っていただいていいオイルなんです。

しかも、
ケトン体は脳の代替エネルギーとして使えるので
アルツハイマー病（脳にブドウ糖を運べなくなり、脳エネルギーがなくなる状態）の方にも
ココナッツオイルと糖質制限で脳の活性化が期待されています！！   また、これまでの糖尿病、妊娠糖尿病と診断された方の治療法や、鬱、パニック、不安症など
様々な症状の方々も、実はタンパク質不足、糖質過多が原因の一つとされ
糖質制限食での回復が数多く実証されてきています   もともと糖質制限は、てんかんの治療として使われてきましたが

古くは肉食だった人間が
農耕が始まり、、加工食品の開発が進むにつれて体型や病気が変わってきた事を考えてみれば
肉食に戻ることが大事なことは分かりやすい改善の方法で しかもその時、体の中では脂肪燃焼回路【ケトン体】を活用していたことが
次々と実証されて来ているんです(*ﾟ▽ﾟ*)   つい最近では
「食事によるコレステロール摂取と（動脈硬化などの病気の危険を増すこともある）
血清コレステロールの間に明らかな関連性はない」とのアメリカでの発表もあり
次々とこれまでの常識が覆されてきています！   糖質制限食（高タンパク、高脂質）が これからの常識になる日は近いですね(*ﾟ▽ﾟ*)！           お気軽にご連絡ださい